わたしが入社1年目の時にお付き合いが始まった企業様のお話です。
最初は慣れないことが多く、ミスをし謝罪訪問もしたことがあります。やりとりが長くなるにつれ、自分自身もクライアント様が求めるイメージ像がつかめてくるようになりました。しばらくしてから、求人のお手伝い以外にも「会社案内を新しくしてみたい」「こんなことがやってみたいんだけど…」とご相談いただき、イチから一緒に作り上げるものが増えていきました。今では関係のある企業様をご紹介いただいたり、新たな取り組みを立ち上げるためのお手伝いをしたりと、色々な縁をいただく関係になりました。お客様を大切にしたい気持ちを持ち続けてこそ、信頼につながっているのだと感じます。

クライアントの経営幹部が参加する、重要な会議に外部ゲストとして毎月参加してほしい、と要請が来た時、でしょうか。日々の採用効果はもちろん、視点・視座、作成資料のクオリティやコンプライアンスなど、いろんなものが評価されていないと頂けないお声だったのかなと思います。これに限らず、自分の作ったデータや情報・仮説で、クライアントに何らかの「気づき」や「インスピレーション」を得て頂いたとき(別名「刺さった」と言います)は毎回飛び跳ねて喜んでいます。

今でもはっきり覚えていますが、合同説明会に参加するとなぜかうちのブースだけ人がまばらだったんです。自分もどこにしようか迷っていたので、引き寄せられるように話を聞いてみました。個性派の社員がそろっていること。人材採用関連でも独自のスタンスを持っていること。自分自身、変わっている会社が好きなので興味がわきました。なんでガラガラなんだろう？面白い会社じゃん！と思いましたよ。とどめの一発は「興味があったらいつでも電話してよ」という担当者の言葉です。一瞬？？？と面食らいましたが、型にはまってない社風が見えて、ここで働いてみたいと思いました。実際入社した感想ですか？動物園みたいな集団ですよ。でもやっている仕事は非常に緻密で知的です。そういうところが好きだったりします。